CULTURE2023.03.10

毎週月曜9時30分から生まれるワクワク。

  • #インプット
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毎週月曜の9時30分。土日の余韻も残る朝、事務所からは笑い声や、ときに拍手が聞こえてくる。それは「わくわく講座」があるからだ。週ごとに担当が変わりながら、自分の学びや体験をみんなに共有する時間。話すテーマは担当者が自由に決めていいことになっている。

次々に広がる話題

例えばこの日は、代表のノリオさんが「ChatGTP」について話をしていた。どんな存在なのか、世の中にはどんな影響を与えるか…話題になっているトピックについて、自分の学びをシェアすることも「わくわく講座」では多い。そして興味深いテーマが共有されると、誰からともなく話題が広がっていく。AIはどんな風に発達していくのか、自分の仕事にどうすれば活用できるのか。ひとつのテーマにアイデアやひらめきが連鎖して、次々に話が沸き起こっていく。それ以外にも最近では「忘れるってなに?」「Z世代的感覚」など、各々が興味を持ったテーマについての共有が行われていた。

もともとはマナーの講座だった

もともとこの講座を始めたときは「わくわくマナー講座」という名前だった。新しく入る社員も増える中で、社会人生活で苦がないように、改めてマナーを楽しく振り返ろうというもの。「電話応対」「名刺交換」「上座下座」…ほんとうに基本的なところからだったが、自分はできていると思っていた先輩たちも、改めて見直すと勘違いしていたことや知らずにいたことが多かった。

そこから一通りマナーについて学び終えたころ「もっと別の学びになることを」と、自分たちが今までに経験してきたことや持っている知識をシェアする会に自然と変わっていった。「ロゴデザインの考え方」「インテリアデザイナーとは?」最初は口頭での共有だったが、今では各々スライドを用意してプレゼンテーションすることも増えている。ほかの人の発表に刺激を受けて、自分も!という気持ちが高まるのだろう。

バラバラだからこそ広がる視野

NEWとPATTERN PLANNINGの2社合同でやっているからこそ、ここに参加するメンバーはそれぞれ異なる視点を持っている。肩書・性別・世代・趣味嗜好…みんなバラバラだからこそ、スタンスも違う。例えばトレンドとの向き合い方に「マイナーなものでも深く専門的に掘っていきたい」という人もいれば、「なるべく一般的な感覚を見失わないようにしている」という人もいる。それでも異なる価値観を柔軟に受け入れ、尊重しようという姿勢が全員にある。だからこそ個性の広がりが、そのまま視野の広がりとして建設的に共有されているのだろう。

インプットとアウトプットの刺激的な循環

こうした様々な体験を共有できるのは、チームでいることの大きなメリットだと思う。発表する人にとってのアウトプットが、みんなのインプットにつながる。それはアーカイブされて、蓄積されていく。そしてみんなに伝えられる面白さから、またインプットしたい欲が高まっていく。そんな刺激的な循環がここでは起きている。月曜日の朝は、アンテナを張ることと、チームの一体感を大切にする自分たちを象徴する時間だと思っている。

さて、来週はどんなワクワクと出会えるだろう?

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